グレーという選択。自分や人を否定しない方法

生きていると、これは間違っているからこうしようとか、こうなった方が正しいからこうしよう等と、決めつけたくなることがある。例えば、タバコは体に良くないし、人にも迷惑をかけるから百害あって一利なしだ、とかそういう考え方もこの部類の一つだと思う。タバコは吸わない人にとっても実は貢献している。たばこ税。平成25年度では、総額で2兆3,537億円(日本たばこ業界 出典)。これが無くなると、その税金は全員で補わなくてはならない。「タバコは禁止になりましたので、皆さんの税金を上げる事にします」と国が発表したら、これまた騒ぎになること間違いなしだと思う。これはとても端的な例だけれど、言いたいことは、世の中は色んな要素によって均衡が成り立っているという前提をもつ心構えがあっていいと思う、という事。

つい、一つの切り口からだけ見て、大して勉強も調査もしていないのに自分のフィルターだけで論じてしまう。世の中にはこの手の事象が沢山あると思う。なんでも白黒つけようとする。人や自分に対してもそうでは無いだろうか?自分のやり方や生き方に白黒つけようと焦っていないだろうか。そんな時は、グレーを選択する事でいいと思う。白黒つけられる事は、とてもシンプルな事や数値だけで判断できる事で、その他はすべてグレーだと言えると思う。

グレーという選択の中で「今は、自分はこう信じるから、薄いグレーだな」とか「濃いグレーだな」とかそれでいいじゃないかということ。そう考える事を繰り返すと、自分で自分を信じられるようになるし、人にも寛容になれるのではなかろうか。

もし答えが出ない事にハマってしまったら、自分が多角度から考えられている証拠。ただ、多角度から考えすぎると堂々巡りになって大切な時間が浪費されてしまう。そんな時は、もうその事を考えるのはやめよう。体と心をやすめようか、いいアイデアが出てくるはずだ。

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